京都府でタクミ建設だけ!耐震等級3級が取得できるCLT工法とは

皆さま、こんにちは。

京都府を拠点に自然素材を使った木造住宅やリフォームなどの家づくりを請け負っておりますタクミ建設です。

今回はタクミ建設が力を入れており、京都府内で唯一対応できるCLT工法による家づくりについてご紹介します。



■CLT工法とは?


CLTとは、Cross Laminated Timber(クロス・ラミネイティド・ティンバー)の略で、欧州で開発された加工方法です。

一般的によく知られている集成材は、張り合わせる板の繊維方向が並行方向に張り合わせるのに対して、CLT工法は、繊維方向が直交するように交互に張り合わせていきます。

厚みのある大きなパネル板が特徴で、現在は60㎝の厚みの物もありますが、CLTが始まった当時は、一番薄いパネルでも90㎝の厚みがありました。

日本でCLTパネルが加工開発され始めてからまだ15年程ですので、まだまだ新しい技術となっています。

しかし、CLTパネルには数多くのメリットがあるため、取り入れる人も増えてきているのです。



■CLT工法の特徴について


次に、CLT工法の特徴について見ていきましょう。


・工期の短縮が実現


RC造における実際の現場工程に比べ、CLTパネルを使用した工法では、基本的に木材軸組工法に+αして行われる建て方ですから、通常の木造建築と変わりませんので工期も半分ほどで済みます。

また、床材は必ずCLTを使いますが、場合によっては5mのパネルを使うことも特徴で、現場での棟上げ~耐力壁までの工程・作業がスムーズに進められるのです。

こうした工期短縮はコストの削減にもつながるため、選ばれることが増えているのです。


・デザイン性の高い建物がつくりやすい


大型パネルを、床材や耐力壁として使うCLT工法では、木造住宅では難しい、柱のない大きな大空間や、床材を大きくはねだすバルコニーや庇等、洗練されたシャープなデザインがつくりやすくなっています。

例えば、通常の木造住宅なら、窓や扉の上部に後から取り付ける庇やバルコニーを、予め床材ではねだして建てることが可能なのです。

さらにCLTパネルはそのまま無垢の仕上げ材としてみせて使用することも可能なので、木目を活かしたナチュラルな空間づくりにも適しています。


・軽く、熱や音を伝えにくい


CLTパネルは断熱性・防音性に優れています。

CLTパネルは最低の厚みが90㎝あるので、木製の断熱材、ウッドファイバーの様な断熱効果もあります。防音性については、普通の木造建築物やRC造に比べてもかなり性能が高くなります。

木造建築やRC造での防音工事で通常行われる、遮音性マットを活用したり二重床組にしたりすること必要がなくなるのです。


・木材をつかうため地球環境に優しい家づくりができる


日本の国土のうち約2/3は森林で埋め尽くされています。

その森林木材は、林業の方々によって、間伐されたり間引いたりして、構造材としても使える大きな木材へと育てられ活用されています。

実は、CLTパネルも作製する為の木材は、間伐材や間引いた木材を有効的に活用しているので、地球環境にも優しいのです。更に、最低5層からなるCLTパネルは、通常の積層構造材と比べても、2~3倍以上の木材も使っています。

また地産材の活用は、木材が生れ育った地域でそのまま加工され使われる為、搬入経路も短く、木材運送時にトラックが排出されるCO2が削減されるので、より地球環境の改善に貢献した家づくりが実現できるのです。



■耐震等級3級!地震にも強い家づくりができます


先ほどもご紹介した通り、CLTパネルを使用した建築物はその厚みある大きな面材によって、耐震性にも優れています。

地震大国としても知られるこの日本では、地震に強い家づくりが必須条件となるでしょう。

CLTパネルで建築された家は、「地震が起きた時にどれくらい耐えられるのか」の目安になる耐震等級において、木造住宅では難しい、最大レベルである耐震等級3級の認定が取れます。



■京都でCLT工法での家づくりはタクミ建設にお任せ


弊社は、長期に渡って木造建築一筋で建築を行ってきました。

京都で育った木材を使用し、木造住宅を長持ちさせた完全オーダーメイドの無垢の家づくりが自慢です。

地産地消はもちろん、認定されたCLT工法を取り入れているのは京都府内で弊社のみとなっています。

高い断熱性や防音性、耐震性に加え、工期短縮や唯一無二の木造建築を求めている方は、ぜひタクミ建設にお任せください。