京町家改修
大工の山口です。
初めてのブログを書くのでつたない文章ですが、最後までお付き合いいただけましたら
嬉しいです。
今回は指定京町家改修補助金を利用した工事になります。
指定京町家とは?
指定京町家とは伝統的な工法を用いた建物、昭和25年以前に建てられた京町家等当時の
趣がある建物を京都市に申請をして認定を受けた建物が指定京町家と認定されるようです。
地区指定や個別指定の認定もあるようです。
申請や補助金利用については、指定京町家改修補助金等の項目で検索すれば
京都市のホームページで確認できます。
今回は!
以前にもリノベーションをされているのですが、白蟻の被害により材木が食べられ
中身がない状態の中の間の玄関上り口の敷居交換作業になります。
畳をめくると・・・
白蟻跡がびっちり付いてます(-_-;)
敷居にも・・・
白蟻に食べられ中身がスカスカの状態です(^-^;
美味しく食べられてます(~_~;)
地松を使われた敷居だと思われます。
今回は京都府内産の桧材で交換したいと思います。
先ずは撤去作業
敷居や畳下杉板の撤去作業を行って行きたいと思います。
畳下杉板、敷居を撤去します。
あ・・・途中の写真が必死過ぎて撮れてませんでした(´;ω;`)
杉板も敷居も撤去した状態です。
写真の彼はジュンぺです大工兼施工管理、設計も出来るスペシャリストです(笑)
敷居下の聚楽壁が破損せず上手くとれました。
この地束よい表情してますねぇ~私好みです(笑)
このように木組みによるホゾ差しだけで釘は一切使われてないです。
敷居はめていきたいと思います。
刻んでる写真が・・・(-_-;)無いですが企業秘密ってことで(笑)
敷居も和室続きだと入れる順番も考えて入れないといけません。
このサンダル履きで仕事をしているのが・・・痩せたらイケメンの
わったしです(笑)
因みにサンダル履きで仕事したらダメですよ・・・めっっちゃ怒られます(笑)(-_-メ)
昔の数寄屋大工さんなんかは、雪駄、草履で現場に来て敷居や鴨居を
1本いれたら帰られる方もおられました。
よい時代ですねえ~
完成!
無事工事も完了し元通りに建具、畳もはまりました。
今回は壁を傷めず交換が出来ましたが通常ですと壁の塗替え工事が発生すると思います。
たまたま今回は私の腕がよかっ・・・運が良かったのですが(笑)
なかなか稀なケースでした。
このような内部改修工事にも使える補助金も京都市さんでされてますので
利用できる方にはお勧めします。
補助金って
補助金を利用するにはいろんな制約や書類作成の作業が大変ですが
是非とも活用して頂きたいです。
京都市さんでは、その他にも充実した補助金も有りますので
これからのブログにも掲載出来る様に頑張って独り言の様な記事を
書いていきたいと思ってます。
指定京町家改修補助金で検索
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
途中で何を夏季大会も←これ・・・
書きたい事も分からなくなってしまいましたが
補助金制度も色々ありますので皆さんも是非活用してください。
今回の改修補助金で頂いた指定京町家の看板です。
補助金を利用された方は看板設置をお願いされます。
京都市さんのホームページのリンクの張り方がわからないので
次回までに勉強しときます(笑)
50代食欲は20代の全く痩せれない大工のヤマグチでした。」